神鋼環境ソリューションは6日、広島県廿日市市からゴミ処理施設の建設と20年間の施設運営を受注したと発表した。受注額は税別で195億8000万円。6月30日付で契約した。運営は子会社の神鋼環境メンテナンスと設立する特別目的会社が担当する。燃やせるゴミを高効率で焼却するだけでなく、世界最高水準のエネルギー回収効率を確保する。(図は新施設の完成予想図=発表資料より)

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 廿日市市と隣接する大竹市で排出するゴミを処理する。1日75トンを焼却する燃焼炉2系列と、1日10トンの粗大ゴミを処理する能力を備える。燃焼炉には神鋼環境ソリュとしては初めて「流動床式ガス化燃焼炉」を採用。起動・停止が容易で汚泥を含む幅広いゴミに対応できるうえ、施設のコンパクト化や環境負荷の軽減を実現した。

 燃焼炉と「高温高圧ボイラータービン」によって発電効率も向上。ボイラーの熱を近隣の都市ガス工場に供給することで、熱電併給によるエネルギー回収効率を世界最高水準に引き上げる。7月から設計に取り掛かり2019年3月に完成予定。39年3月までの施設運営を今回の契約で受託した。